以前このブログでも書いたんだけど、学園祭でフリーマーケットをした娘の話。
友人らと木の絵皿を販売したのね。
材料は、彫刻科の友人が木彫作品を切り出す際に出る切れ端。
それを元に皆でそれぞれ絵を付けて、表面コーティングして飾れるお皿にしたんです。
ウチの子の描いたの、どんなのだったのか 何枚か紹介。
女の子の足元を描いたコレ、タイトルは「泥」ですって。
こっちは鯨を描いたそうなんだけど、
何か怪しい手や足がのぞいていますね。
「赤い丸はなに?」と聞くと「イクラ」という答え。・・・なんか不思議。。。
雨の中で赤い傘を差してる子。亀の甲羅の上にいる設定だそう(笑)
草原のヒツジ。画面の上下幅がなさすぎて雲までヒツジに見えるという・・・偶然なんだか 狙ったんだか。。。
こんな感じの絵を楽しみながらいろいろ描いていました。
学祭のフリマにしては なかなか強気な値段設定だったようだけど、まぁまぁ売れたらしいです。
でも当然売れ残ったものはあるわけで・・・
そういうのをね、イベント後にばぁばが「残ったの買ってあげるわよ〜」と言ってくれたの。
だけど手放しに「わ〜い!」とはならなかったんだよね。
「え〜、無理して買ってくれなくていいよぉ。」と軽くかわす娘。
「孫が作ったって言って ばぁばのお友達にあげようかと思ってるんだけど・・・」と、ばぁばは善意をアピール。
「え〜っ、絵は好みがあるんだから欲しいと思ってない人に押し付けるのは絶対やめて!!」激しく抵抗する娘。
そうなるよね〜、どっちの気持ちもわかるから こういう時 わたしは間に入らないぞ・・・(^^;
孫のことがかわいいおばあちゃんとしては何か買ってあげたい。
だけどそれは「孫から買う」という行為が大事であって作品が欲しいわけではないのかもしれない。
一方 ものづくりをする者は、自分の手掛けたモノは気に入ってくれた人に買ってもらいたい。
義理や情けで買ってもらう状況は不本意なわけです。
「上手ねぇ」とか「これ、いいじゃない」といった言葉も
思いっきり身内フィルターのかかった賞賛にしか聞こえなくなってしまうのよね。
褒めてもらってるのに心苦しかったり、落ち込みたくなる時もあるという・・・(^^;
すべて割り切って、できあがったものすべてが手放せるようになると いろんな面で楽ちんなのかも。。。そんなふうに思ったのでした。
なかなかできないけどね〜(笑)
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